土曜日の夕方の事です。

突然事務所に電話がかかって来て、いろいろ調べていて、まごころランドのホームページに行きついて、藁をもつかむ気持ちで電話をかけてきたとの事。

とっても、近くにいるある親子の事での相談でした。

その人は63歳、母親と二人でずっと生きて来て、そのお母さんが介護が必要な状態になり、生活が成り立たなくなってしまったとの事。63歳のその人は、体はとっても元気で、病気1つしたことがないけれど、軽度の知的障害があるようで、生活力に欠けていて、自分一人では何も出来ないとの事。昔の事なので、療育手帳等の申請とかも一切せずに来ているが、なんとかしないといけないが、どうしたらいいのかわからないとの事でした。

まごころランドのある有田川町からは少し遠い所に住んでいるようで、直接私が助けに行く事も出来ず、お話をゆっくり聞いて、知っている限りの情報と、今後の相談の方法を説明して、電話を終わりました。

障害者の相談支援事業が障害者総合支援法の中に定められ、今年の3月までには、障害福祉サービスを利用する全ての人達は、相談支援専門員にサービス利用計画を作成してもらわないといけません。ただ、まだまだ、全国的に遅れている現状があります。

介護保険のケアマネージャーと同じ事を求めようとしているのですが、まだまだ、検討途中で、相談支援専門員としての支援も、課題が山積みです。障害福祉サービスを利用する全ての人が、介護保険と同じように手厚い支援を受けられるようになるには、まだまだ、時間が必要のようです。